月桃成分含有リサイクル材の紹介

【月桃】(ゲットウ)
月桃はショウガ科の植物で九州南部から沖縄・台湾・インドまで分布し、沖縄の方言では「サンニン」と呼ばれている。古くから薬草として珍重され、 どこの家にも一株はあったものです。
葉には抗菌作用があり、沖縄では、お餅を包むのに用いられ、一般的に「ムーチーガーサ」と呼ばれています。その他、防虫効果や防腐効果、消臭効果も期待でき、 生活に欠かせない植物です。
また、美容にいいコラーゲン、健康によりポリフェノールも含んでおり、月桃茶や月桃カステラなど食品加工もされております。

月桃画像

リュウキュウマツ被害材を有効活用

リュウキュウマツは、沖縄地域固有の種であるとともに、南国独自の景観を形成する観光資源となっております。また、風致景観上の重要性、木目の美しさから沖縄県を代表する樹種として県木にも指定されております。このリュウキュウマツは、古くから積極的に人工造林させてきた結果、資源量が豊富で県内で唯一、安定供給が可能な樹種となっており、本土におけるスギ、ヒノキに匹敵する林業振興上、きわめて木材資源となっています。しかし現在、沖縄県にとって重要なリュウキュウマツは、甚大な松くい虫被害を受けています。赤く枯れた被害木は景観を阻害し、リゾート地としてのイメージダウンが懸念されます。

このためリュウキュウマツの被害材について、早期にその有効活用を図っていくことが求められておりますが、これまでのところ、被害材の品質が不明であること、また被害拡大への懸念や被害材を利用した製品がほとんど開発されなかったこと等を理由に専ら廃棄され、その利用は進んでいませんでした。これまで廃棄していたその被害材を有効に活用することにより、循環型社会の形成に資するとともに、被害材を原料とした製品の開発・販売が進むことで、沖縄県の林業・土木産業の振興に寄与することができます。

リサイクル製品

■舗装材(セメント混合)

リュウキュウマツ被害材チップとセメントを配合した、透水性の高い舗装材です。排水が良いという利点から駐車場、庭、公園など水はけが必要な場所への利用が期待されます。

■芝ボード・芝レンガ

リュウキュウマツ被害材チップを主原料に月桃特有の成分を配合、セメントで固めた防虫・防臭作用の高い屋上緑化資材(植付ボード)です。土を利用しないため、清潔で水もちが良いのが特徴です。
また、屋上にボードを敷き詰めるだけなので、低コストな上、メンテナンスも簡単です。芝を着生させた芝ボードであれば、施工後に養生期間も必要なく、すぐに楽しむことができます。

舗装材と芝ボード画像

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